ニッピはコラーゲンペプチド生みの親

ニッピはコラーゲンペプチド生みの親

株式会社ニッピがコラーゲンペプチドの生みの親だということを知っている人は少ないと思います。ニッピがゼラチンというコラーゲンペプチドの元の事業を始めたのは戦前だからなのです。よくいままで続いていると思いませんか。

 

財閥系の企業以外で戦前から続く純国内企業というのは本当に数えるぐらいしかないのではないでしょうか?

 

でも、コラーゲンペプチドの開発が進むのは戦後です。1940年、静岡県富士宮市にゼラチン製造工場を設立。戦後、精密光学製品の隆盛と軌を一にするゼラチンの写真フィルム需要の増大に呼応し、生産量を高めていきました。

 

その後、さらに製造技術を革新し、ゼラチンを低分子の高純度タンパク質に分解し、水に溶かすことが可能なコラーゲンペプチド(ニッピペプタイド)を開発します。
これが、コラーゲンペプチドのパイオニアとしての株式会社ニッピの不動の地位なのですね。この特質を活かし、健康補助食品(サプリメント)としての粉末製品
錠剤等の食品用途のほか、医薬用、工業用など、様々な分野への利用が可能となりました。

 

ニッピのコラーゲンペプチドは原材料として、「ウシ、ブタ、サカナ」を使用しており、コラーゲン由来のタンパク質を高度に精製した商品です。
ラインナップも豊富なため、用途に応じて由来、グレードを選択することができます。でも、これは工業用なので、普通の化粧品を使う私たちにはあまり関係がないですね。

 

でも、スーパーなどで食材を購入するときに、コラーゲンペプチドとあれば、半分程度はニッピの製品だと思って間違いないと思います。つまり、最近、市場で販売されているコラーゲン食品のほとんどに使用されています。

 

もっとすごいのが、食料としてだけではなく、栄養成分としてのコラーゲンで、健康補助食品から医療分野への応用が進んでいるようです。

 

コラーゲンをはじめとした細胞外マトリックスは、細胞機能を調節することが明らかになってきました。特定のガン細胞の増殖を抑えたり細胞の再生を促したりする可能性を研究しているそうです。株式会社ニッピは化粧品だけの会社ではないのですね。

 

元は工業用からはじまり、それを利用して、化粧品として活用し、スキンケア効果の仕組みを研究して、製造販売までしているのです。

 

今後はハラル対応をどうするのか私個人としては非常に興味がありますね。つまり、イスラム教で食べて良いもの、食べたらだめなものに豚由来や牛由来のものがばっちり当てはまっているからです。

 

いろんな食品に違う形で含まれていても、ブタや牛由来となれば、当然ながら原料としては排除せざるを得ない企業が出てきます。その時に株式会社ニッピは魚由来だけのコラーゲンペプチドでやっていくのか、他の製品を開発するのか、選択はもうしていることでしょう。この先が楽しみです。